『失敗談あるある』と『私、失敗しないので』
不具合だらけの「キッチン」

「失敗談あるある」1)
新しく購入した大型冷蔵庫が、入りません。
当初は、古い冷蔵庫をそのまま使おうと思いました。しかし、リフォームが進むにつれて綺麗になっていく我が家を見ているうちに、新しい冷蔵庫が欲しくなりました。
逸る気持ちを抑えきれなかった私は、まだ、工事中であるにも関わらず、すぐに家電量販店に行って冷蔵庫を注文しました。
工事が終わり注文した冷蔵庫が届いてみると、大きすぎて入らなんです。
設置場所のスペースはきちんと確認して購入したのですが・・・ 設置場所に行くまでの通路が狭くて通れません。

「失敗談あるある」2)
家電の位置が悪く使いづらい上にコンセントの位置も悪く、リフォームをしたばかりだというのに延長コード・タコ足配線になってしまいました。
キッチンは、対面式のシステムキッチンにしました。収納もキッチンと同じメーカーのものにしようとしたのですが、予算が折り合わなかったので家具屋さんで購入しましたが、設置してみるとコンセントの位置が逆なんです。
もともと図面では、キッチンメーカーの家電収納付き食器棚を設置する前提でコンセントの位置を決めていましたが、他で購入することに変更したときにコンセントの位置変更まで頭が回りませんでした。
せっかく新しくしたのに家電の位置がコンセントから遠く、延長コードやタコ足配線が目立ってしまい恥ずかしいです。

「失敗談あるある」3)
ゴミ箱は3つあるのですが、置き場が1か所しかありません。また、米櫃(びつ)の置き場がありません。
打ち合わせの時、素敵なキッチンにすることばかりを考えていて、実用的な部分の検討をしていませんでした。ゴミ箱2つ(資源ごみ用)がとても邪魔です。また、米櫃も置くところが無いので、収納の引き出しの中に袋を入れて、その中にお米を入れていちいちカップで「1合・2合」と数えながら取り出しています。
見た目は素敵なキッチンに仕上がったのですが、使い勝手は以前よりも悪くなってしまいました。
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「私、失敗しないので」
『失敗談あるある』1)の問題点
この失敗の起きる主な原因は、①いままで使用してした冷蔵庫よりも、かなり大型にしてしまった。②対面キッチンにしたとき、作業スペースを広げることばかりに意識がいってしまい、通路の幅まで考えなかった。という2点です。
みなさんは、設置場所には目が行くのですが、通路までは気が付かないことがとても多いようです。
『失敗談あるある』2)の問題点
これは、工事中に現場打ち合わせをしない会社では、まれにある失敗です。
現場の職人さんは忙しいので、お客様が「これ置けますよね」と質問すれば、しっかりと測ってから「置けますよ」と答えてくれると思いますが、後から置く予定の家電までは気が回りません。
『失敗談あるある』3)の問題点
これは、ご要望のが多く、しかも舞い上がっているお客様が陥る失敗です。
あまりに要望が多かったりワガママ放題言うと、営業(設計)担当者は提案するのが面倒くさくなり、「はいはい」とお客様の言いなりになって進めていきます。
お客様は、「自分の要望を何でも聞いてくれる良い人」と勘違いをし、もっとワガママに要望を言います。で必ずと言っていいほど失敗するのです。
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《まとめ》
3つの失敗談に共通して言えることは、専門家である業者の担当と密に話をしていなかったという点です。
リフォームの工事中に何かを変更してほしい場合は、必ず担当者に相談すると思いますが、工事後に購入する予定のものは、相談されないこともあるようです。
上記のような失敗をしないようにするには、何事も専門家であるリフォーム担当者に相談に乗ってもらった方が宜しいかと思います。
また、工事中に変更したい場合は必ず担当者を呼び、現場で打ち合わせをしましょう。

『危険だから』と言って、一切お客様を現場に入れない業者もありますので、工事中に現場打合せが出来るのかどうかを、契約前に確認しておきましょう。
『絶対に現場に入らせない』という業者は、知恵ちゃん的にはお勧めできません。
お勧めしない理由?直接『入れ知恵』させていただきます。
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