その都度リフォームでの失敗事例
『継ぎ足しリフォーム』とは、住まいの気になるところを順に進めていくリフォームのことです。
一見、理にかなっているようにも見えますが、このようなリフォームで『損』や『失敗』をしている例を『3つ』お話ししていきます。
前回、『無理の無い予算を組みましょう』というお話をしましたが、『ケチになりましょう』ということではありません。5年後10年後という近い将来をしっかりと見据えて『計画的に進める』ことで、資金的な無理が無くなり『損』や『失敗』を最小限に抑えることができます。
1)仕上がりが『パッチワークになった』 2)2度手間3度手間での『費用負担増』 3)腐食や不具合を『隠された』
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思い付きでリフォームを行うと失敗しがち
事例をあげて見てみましょう。
大きなワンルームのLDKで、キッチンに不具合が出てきたのでシステムキッチンに交換、合わせて背面収納も交換しました。たったの2年後、システムキッチン前の床がペコペコ沈むようになったので床を貼り替えることに・・・。
しかし、キッチンと収納を2年前に交換したばかりだったので、器具を脱着するための費用(約15万円)がもったい無いと思い、床だけ張り替えることになりました。
仕上がってみてガッカリ( ノД`)シクシク…
『キッチンと収納下の床の色』と『新しい床の色』が違くなってしまい、まるでパッチワークのようになってしまいました。
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計画的なリフォームを心掛けましょう
事例をあげて見てみましょう。
築30年の木造住宅。5年前には便器を交換しました。最近、他の水回りが古くなり不具合が出始めたのでリフォームを検討。ローンは借りたくなかったので手持ち資金内で『キッチンの交換』『浴室の交換』を行いました。
リフォームをしてすぐは、とても満足のいくものだったのですが、たったの1年後に水漏れが発生しました。業者に調べてもらうと、どうやらリフォームをしなかった洗面化粧台の給水管あたりからの水漏れ。仕方なく洗面化粧台を外して壁を剥がして水道管の修理をしました。
一安心していたのですが更に半年後、浴室の床下からの水漏れがあり修理。
更にさらに1年後、トイレとキッチンの給水管からの水漏れがあり修理。
結果的に水回り全部やることになり、手持ち資金が不足していたので結局ローンを借り入れ。
2度手間3度手間となってしまい、余計な費用負担だけではなく毎年工事をすることになってしまい、心身共にとても疲れました。
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事前調査や工事中立ち会いをやらない業者には注意
事例をあげて見てみましょう。
洗面所の工事を依頼しました。洗面所の内部を解体し、内装工事・洗面化粧台・洗濯機置き場の工事をしました。
3年後に別の業者に浴室工事を依頼しました。ユニットバス(UB)に交換するために既存浴室を解体したところ驚いたことが・・・。洗面所と浴室の間の土台が8割以上腐っていたのです。
浴室を解体した業者によると『今現在ここまで腐っているということは、3年前にも半分くらいは腐っていたはずです。』と言われました。
そうです。隠されたのです。浴室の業者によると隠された理由は『契約の時にこれ以上払えないと言うと、この客は金払いが悪いと思われて隠される。』とのことでした。また、現場立ち会いをしない業者も隠したり手抜きをすることが多いそうです。
結局土台を交換することになり、3年前にやったばかりの洗面所の床を剥がしてやり直すことになってしまいました。器具脱着を含めて、約20万円の出費となってしまいました。
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『継ぎ足しリフォーム』で失敗しないように、中長期的な計画と事前調査が大切です
事前調査をしないで見積書を提出する業者の場合は注意が必要です。工事中、もしくは工事完成後に追加請求されることが殆どです。『器具の故障』『雨漏り』『ガス漏れ』など、急を要する場合は仕方が有りませんが、基本的には10年~20年単位で計画的にまとめてリフォームすることが、損も失敗も少なくなります。
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